本稿では、SHARGEより発売されているモバイルバッテリー「SHARGE ICEMAG」をレビューします。
製品スペック
製品名 | SHARGE ICEMAG |
バッテリー容量 | 10000mAh |
サイズ | 115.2×70.5×18mm |
重量 | 225g |
入出力仕様 | iPhone ワイヤレス充電時:最大7.5W USB-C 入力:最大18W USB-C 出力:最大20W |
対応プロトコル | QC3.0、QC4.0、PD2.0、PD3.0、Apple5V/2.4A、BC1.2、FCP、AFC |
開封|同梱品
同梱品
- ICEMAG バッテリー本体
- USB Type-C ケーブル
- マニュアル
概要|デザイン
「SHARGE ICEMAG」は、充電器や電源、モバイルバッテリーなどのスマート充電デバイスを展開するSHARGEから発売されている業界初の冷却ファン付きモバイルバッテリー。iPhone 12から搭載されているMagSafeに対応しているほか、冷却ファンがバッテリー内部に搭載されていることで放熱性に優れ、安定した給電ができる製品となっています。
SHARGE ICEMAGは、モバイルバッテリーらしからぬメカニックなデザインを採用し、表面下部には透明アクリルデザインを採用し、給電中の放熱プロセスを確認できることが特徴となっています。給電を開始すると、内部の冷却ファンが回転し、長時間の充電でも過熱するのを防いでくれます。
ファン部分には給電時に自動起動するLEDが搭載されています。透明アクリルデザインと相まってゲーミングデバイスのようなメカニックさが演出され、またファンが回る様子も確認できるので、見ていても楽しい製品となっています。
底面には充電/給電用のUSB-Cポートのほかに、排気口が設けられています。回路からの熱をこちらの排気口から排出する設計になっています。給電中は動作音はあまりしないものの、ふわっと空気が排出されているのが分かります。
使用方法は簡単で、MagSage対応のiPhoneの背面にくっつけると自動で充電開始&ファンが起動します。本体のボタンはバッテリー残量の確認、ウェアラブルデバイスなどの充電に適した低電力モードに切り替える際に使用するもので、スマートフォンの充電時には特に操作は不要です。
充電速度はiPhoneのMagSafe充電時で最大7.5W、USB Type-Cでの有線充電時で最大20Wに対応しています。MagSafe充電は有線に比べて充電速度は大幅に劣りますが、ケーブルレスでくっつけるだけで充電ができるというのはやはり非常に便利だと感じます。また、有線とMagSafeでの同時充電にも対応しているため、2つの機器を同時に充電することができる点も特徴的です。
側面にはバッテリー残量を確認できるLEDインジケーターが設置されており、どれくらいバッテリー残量があるのかを簡単に確認できます。
冷却性能については、長時間のMagSafe充電時には多少の発熱はあるものの、バッテリー本体が過熱することはなく、他社のMagSafe対応モバイルバッテリーに比べても十分な冷却性能であると感じます。
静音性については、公式サイトによると給電中の音は約23dBとのこと。静かな環境であれば微かにファンの回転音は聞こえますが、あまり気にならない程度の音であると思います。
重量は公称値225g、実測値は214gほどでした。個体差かは分かりませんが公称値よりも10gほど軽量になっています。
SHARGE ICEMAG|総評
以上、「SHARGE ICEMAG」のレビューでした。
SHARGE ICEMAGは、業界初の冷却ファンを搭載したMagSafe対応のモバイルバッテリー。一部に透明アクリルデザインを採用し、他のモバイルバッテリーにはない冷却性能、有線/MagSafeの2台同時充電に対応しています。
内部基盤とLED搭載ファンが見えるため、メカニックなものやスケルトンデザインが好きな方におすすめできる製品であると感じました。遊び心のある個性的なデザインに加え、パワフルな冷却性能、MagSafe対応とスマートフォンでゲームアプリや動画視聴など、電力消費の激しいコンテンツを長時間楽しむ方におすすめのモバイルバッテリーであると思います。
販売価格はAmazonで8,999円(執筆時点)。定期的にタイムセールが実施されており、セール時には25%OFFの6,719円になっていることも。興味のある方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
株式会社KIBU
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