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Scyrox V6 レビュー:超軽量40gで8Kポーリングレート対応、11,800円で買えるコスパ抜群のゲーミングマウス

本稿では、Scyroxより発売されているゲーミングマウス「Scyrox V6」をレビューします。

製品提供:Rabbit0

目次

製品スペック

製品名SCYROX V6
カラーホワイト / ブラック / ブルー
形状左右対称
接続方式無線 / 有線
スイッチOmron オプティカルスイッチ
センサーPixArt PAW3950
DPI50-30000DPI
LOD0.7-2.0mm
ポーリングレート125-8000Hz
サイズ119×61×40mm
重量40g(実測値47.4g)
バッテリー容量250mA

販売ページ(Rabbit0)
ホワイト:https://rabbit0-shop.com/products/detail/240
ブラック:https://rabbit0-shop.com/products/detail/241
ブルー:https://rabbit0-shop.com/products/detail/242

開封|同梱品

同梱品

  • マウス本体
  • ワイヤレスレシーバー
  • USB Type-Cケーブル
  • 予備ソール
  • マニュアル

SCYROX V6の製品箱は、観音開きで開けるタイプで非常に面白い構造になっています。

形状とデザイン

SCYROX V6は、LamzuのサブブランドであるSCYROXよりリリースされているゲーミングマウスです。左右対称の形状で、G-Wolves HTS+に近い小型フォルムが特徴的です。わずか40gという超軽量ながら、PixArt PAW3950と最大8000Hzのポーリングレートに対応し、実売価格は11,800円(税込)と非常にコストパフォーマンスに優れる仕様となっています。

さらに、8Kドングルが標準付属する点も魅力の一つです。1万円台前半という価格帯で、これほどまでにハイスペックな構成が手に入るのは驚きです。

形状はG PRO X SUPERLIGHTを一回り小型化したような印象で、同じく小型版G PRO X SLとして人気のG-Wolves HTS+にも近いシルエットです。

G PRO X SL / HTS Plusとの比較 – 画像:Eloshapes

トップシェルは中央に頂点が来る設計で、後部の傾斜もG PRO X SLに近い形状を継承しています。全長が短いため、手のひらへの圧迫感が少なく、幅広いグリップスタイルに適応しやすいと感じます。

側面は一般的な逆ハの字型で、中央に適度な窪みが設けられています。前方部分はやや幅広、後方は軽く膨らませたデザインで、全体的にコンパクトかつ握り込みやすい仕上がりです。

後部はやや丸みを帯びており、全長自体が短めなこともあって手のひらとの干渉は最小限に抑えられています。

メインボタンはセパレートタイプで、中央に緩やかな窪みを設けることで指が自然に収まりやすく、被せ持ちの際も第2関節から指先にかけてフィット感を得やすい形状です。

スイッチはOmron製のオプティカルスイッチで、クリック時のフィードバックが明確なうえに、比較的静かなクリック音となっています。プリトラベルは短め、ポストトラベルも過度に長くなく、扱いやすいクリック感に仕上がっています。

ホイールは適度なノッチ感があり、スクロール動作は軽めで回転音も控えめです。押し込みのクリック感はやや硬めに調整されている印象です。

サイドボタンは側面のかなり上部に配置されており、親指を置くスペースが十分に確保されています。ボタンの形状や配置に関しては問題なく、クリック感も明瞭で扱いやすいボタンとなっています。

底面は非常にシンプルで、センサー上部に電源スイッチ、下部にDPI切り替えボタンが配置されています。現在のDPI設定は左側面のLEDインジケーターの色で判別可能です。

ソールはPTFE素材で、表面は一般的なツルツルとしたタイプ。滑走感は軽快ですが、摩擦音がやや大きめで、Lamzu Maya Xなどの高品質ソールと比べるとやや見劣りする印象です。とはいえ、十分に使用できる品質となっています。

ソフトウェア

SCYROX V6は、Webドライバー「S-Center」で各種設定を行うことができます。

DPIやポーリングレート、LODなどの基本設定に加え、High-Speedモードやモーションシンクといった高度な調整項目も用意されており、ユーザーのプレイスタイルに合わせた細やかなカスタマイズが可能です。UIは直感的かつわかりやすい構成となっており、ソフトウェアを用いた設定変更に不慣れなユーザーでも扱いやすい印象を受けます。

SCYROX V6|総評

SCYROX V6は、40gという超軽量ボディながらPixArt PAW3950センサーを搭載し、最大8000Hzの高速ポーリングレートにも対応するなど、ゲーミングマウスとして求められる主要機能をハイレベルに備えています。Lamzuのサブブランドという強みを活かしつつ、外観デザインをシンプルにすることでコストを抑えており、11,800円(税込)という価格帯でこれだけのスペックを実現している点は非常に魅力的です。

マウスソールや底面の作りなど、部分的にコストカットを意識した要素は見受けられますが、ビルドクオリティに問題はなく、プレイ中の使用感や全体的な品質への影響は最小限にとどめられています。G PRO X SUPERLIGHTを小型化したような形状を求めている方や、予算を抑えつつ高性能マウスを探しているユーザーにとっては、有力な選択肢になると思います。

また、Rabbit0では形状の異なるSCYROX V8も販売中。こちらも気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

販売ページ(Rabbit0)
ホワイト:https://rabbit0-shop.com/products/detail/240
ブラック:https://rabbit0-shop.com/products/detail/241
ブルー:https://rabbit0-shop.com/products/detail/242

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