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Epomaker Shadow-X レビュー:液晶スクリーン搭載、高コストパフォーマンスのメカニカルキーボード

本稿では、Epomakerより発売されているキーボード「Shadow-X」をレビューします。

製品提供:Epomaker

目次

製品スペック

製品名Epomaker Shadow-X
カラー計4色
キーレイアウト英語配列 70%
スイッチFlamingo / Wisteria / Mulan / Bluebird / Budgerigar / Gateron Pro Yellow
ホットスワップ対応
キーキャップDouble Shot PBT
ケースプラスチック
接続方式有線 Type-C / 2.4GHz / Bluetooth
バッテリー3,000mAh
サイズ370.4 x 129.8 x 47.8mm
重量約800g
EPOMAKER
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開封|同梱品

同梱品

  • キーボード本体
  • Type C ケーブル
  • 2.4GHz レシーバー
  • キーキャップ/スイッチプラー
  • 予備キーキャップ(Black Silverモデルのみ)
  • 予備スイッチ*3
  • マニュアル

概要|デザイン

Epomaker Shadow-Xは、1.06インチのカラー液晶を搭載したガスケットマウントメカニカルキーボード。3つの接続モードを搭載するほか、内部のポロンフォーム、シリコンパッドを備えた打鍵感にこだわったキーボートとなっています。

キーボード右側には接続方式を変更する回転ノブと1.06インチの液晶スクリーンが搭載されています。液晶スクリーンではライティングなどの各種設定、日付時間やバッテリー残量の表示、指定した画像 / GIFの表示を行うことができます。

また、Black Silverモデルでは黄色のキーキャップが付属します。取り付けると以下のようにガラッと雰囲気が変わり、鮮やかなイエローが映えるポップな印象となります。

チルトスタンドは2段階で調整できるタイプ。トッププレートとボトムケースはどちらもプラスチック製となっています。

Epomaker Shadow-Xは有線 / 2.4GHz / Bluetoothの3種類の接続方式に対応しています。各接続の切替はキーボード右上のノブを回転させることで簡単に切り替えることができます。 ノブは金属製で質感は良好です。

接続端子はUSB Type-C。配置は背面中央で、接続ポートの真下には2.4GHzレシーバーが収納されています。

打鍵感|キースイッチ

キースイッチは計6種類がラインナップされており、好みのものから選ぶことができます。今回レビューするのはEpomaker Flamingo、Gateron Pro Yellowの2種類になります。各スイッチのスペックは以下の通り。

Epomaker Flamingo Switch
Type:Linear
Operating Force:47±5gf
End Force:60gf max
Pre-Travel:1.5±2.0mm
Total Travel:3.8mm

Gateron Pro Yellow
Type:Linear
Operating Force:50±15gf
End Force:60gf max
Pre-Travel:2.0±0.6mm
Total Travel:4.0mm

所感としては、Epomaker Flamingoは押下圧はやや軽めで軽快な打鍵感です。Gateron Pro YellowはFlamingoに比べるとわずかに重いですが、打鍵時の特性についてはそこまで大きな差は感じられません。Flamingoの方はボックスステムを採用していることにより、軸ブレが少なくなっています。個人的にはFlamingoの方が軽い打鍵感で好みです。

左:Epomaker Flamingo|右:Gateron Pro Yellow

キーキャップ

キーキャップはSAプロファイルに近い形状で、中央部が大きく凹んでいるのが特徴。素材はPBTで2色成形により印字が消える心配はありません。ほどよくザラつきを感じる質感で、厚みは1.6mm程度と比較的厚みがあります。

打鍵時には指の腹にフィットする感覚があり、使用感は良好です。一般的なCherryプロファイルに比べると背が高く、面積が広いことで音に厚みが出やすい印象です。

ソフトウェア

各種設定は「Epomaker Driver」で行います。キーバインド設定やマクロ設定、ライティングの設定などを行えるほか、スクリーンに表示する画像 / GIFを設定することができます。

画像はPCからアップロードすることでキーボードの液晶スクリーンに反映されます。また簡易的なペイントツールが用意されており、アップロードした画像に上書きする形でイラストを描くこともできます。

また、本ソフトウェアではシェア機能が搭載されており、ライティングや設定、マクロなどの各種設定をユーザー間でシェアすることが可能です。アニメーションのシェアも用意されているため、自分で用意することなく様々なアニメーションを手軽に設定することができます。

Epomaker Shadow-X|総評

Epomaker Shadow-Xは、70%の省スペース配列のガスケットマウント搭載キーボード。1.06インチの液晶スクリーンを搭載し、3種類の接続方式、ホットスワップ対応などの特徴を持つキーボードとなっています。

ガスケットマウントと内部にポロンフォームを搭載することで、この価格帯で考えると打鍵感は良好です。ただ、ケースがプラスチック製なので、外観および打鍵感に所々価格なりの安っぽさは感じられます。ハイエンドキーボードのようなしっとりとした上品な打鍵感ではないものの、軽快でサクサクとした打鍵感が特徴です。

価格はAmazonで12,000円-14,000円ほど。セール時には1万円を切ることもあるようなので、コストパーフォーマンスには非常に優れています。ただし、技適が未取得なので国内での使用時には注意が必要です。

以上、「Epomaker Shadow-X」のレビューでした。

技適未取得製品の取り扱いについて
本製品は、本稿執筆時点では日本国内の電波法に基づく「技術基準適合証明」(技適)を受けておりません。技適マークがない無線機器は、日本国内で法的に使用が認められていませんが、当サイトでは「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」に基づき、届出を行った上で製品のレビューを実施しています。当サイトでレビューされた製品が一般の使用条件下での適合性や合法性を保証するものではありません。製品を購入または使用される際は、各自の責任においてご判断ください。

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