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HM Lab ZNEO レビュー:8Kポーリングレート対応&独立給電を備えた高機能ゲーミングHUB

本稿では、HM LabのゲーミングHUB「ZNEO」および「RGBケーブル」をレビューします。

製品提供:株式会社KIBU

目次

製品スペック

HM Lab – ZNEO

  • アルミ合金筐体
  • 8Kポーリングレート対応
  • 独立給電
  • USB2.0 HighSpeed
  • カスタマイズ可能なスクリーン
  • 日本語対応ウェブドライバー
  • メモリー:38フレーム
  • 入力:5V

販売価格:4,500円
カラー:シルバー


販売リンク(KIBU):
HM Lab ZNEO:https://kibushop.com/products/hm-lab-zneo-hub?sca_ref=6082001.PREjLOU1JFpsRq

HM Lab – RGBケーブル

  • ブレスのように光るRGBケーブル
  • 8Kポーリングレート対応
  • USB2.0
  • 定格電圧:5V
  • 最大電流:3A
  • 最大出力:15W

種類&販売価格

  • 1.4m USB A to Type C:1,500円
  • 0.15m Type C to Type C:1,250円

販売リンク(KIBU):
HM Lab RGBケーブル:https://kibushop.com/products/hm-lab-rgb-cable?sca_ref=6082001.PREjLOU1JFpsRq

製品レビュー

高性能なラピッドトリガーキーボード「HM66」「HM64Z」などを展開してきたHM Labから、新たにゲーミングHUB「ZNEO」が登場。最大8,000Hzの高ポーリングレートに対応し、安定した動作を実現する小型のUSB HUBとして設計されています。

内容物は本体とカードのみとシンプル。小さなアルミケースに収められており、本体はコンパクトながらアルミニウム製ということで適度な重量感があり、手に取るとしっかりとした剛性と高級感を感じさせる仕上がりです。

本体には1.9インチの小型ディスプレイを搭載しており、接続したデバイスにどの程度の電力が供給されているかをリアルタイムで表示でき、見た目のアクセントとしても実用性の面でも大きな特徴となっています。無骨なデザインの多いUSBハブですが、ZNEOからは洗練された印象を受けます。

電力供給はPCからの給電に加えて、独立給電にも対応。別途ACアダプターを用意すれば、逆流防止機能によってマザーボードへの負荷を軽減できるとのこと。

端子構成は以下の通り:

  • PC接続および独立給電用:USB Type-C×2
  • デバイス接続用:USB Type-C×2、USB-A×1

本体の上・下・右側にそれぞれデバイス接続用ポートが配置されており、複数デバイスを接続しても配線しやすい設計になっています。

初期状態ではメカニカルな雰囲気の画面デザインが表示されますが、専用Webドライバーを使えば「犬」「花」といった可愛らしいテーマ画面に切り替え可能です。また、電力状態は表示されないものの、壁紙としてオリジナル画像をアップロードして表示することができる点もユニークな点と言えるでしょう。

このほかにWebドライバーでは、電力供給状態の確認や、ディスプレイに表示する画像の変更(オリジナル画像のアップロードにも対応)、表示モードの切り替え(電源・RGB・sRGB)などが可能です。

さらに、ジェスチャー機能として「本体タップで画面切り替え」「自動で画面の向きを調整」「本体をシェイクするとWebドライバーを展開」といった操作にも対応しており、小さな筐体ながら多彩な機能が詰め込まれている高性能ゲーミングHUBとなっています。

肝心の動作については、実際の使用中に遅延を感じることは一切なく、接続も安定しており、途切れるといった不具合も発生していません。計測器を用いた厳密な検証は行っていませんが、体感上は十分に安定して動作しています。

また、マザーボードのUSBポートは基板上の電気的ノイズの影響を受けやすいため、ZNEOを経由することで接続の安定性や電力供給の安定化が期待できる点が本製品の大きな導入意義だと感じます。さらに、単純に配線の整理用途やディスプレイ機能としても活用できる点も魅力的です。

Webドライバーについては、UIがやや雑多で古めかしい印象を受ける点や、設定時に操作がもたつく場面がある点、日本語翻訳に一部不自然な箇所が見られる点など、改善の余地が見られます。ただし、基本的な機能自体は十分に備わっており、今後のアップデートによってより洗練された使い勝手になることを期待したいところです。

また、HUBにあわせて8Kポーリングレート対応のRGBケーブルも同時に発売されています。外装は頑丈な編み込み仕様で耐久性に優れ、接続中はグラデーションのように柔らかく光るのが特徴です。幻想的なライティング効果により、デスク周りを華やかに演出してくれます。

端子の種類はUSB A to Type-C(1.4m)とType-C to Type-C(0.15m)の2種類が用意されています。1.4mの長いケーブルはPCとHUBをつなぐ際に便利で、0.15mの短いケーブルはレシーバーや小型デバイスを接続する際に扱いやすく、用途に応じて使い分けが可能です。

いずれもZNEOとの組み合わせを前提に設計されており、実用性とデザイン性を兼ね備えた仕上がりになっています。

HM Lab ZNEO&RGBケーブル|総評

HM Lab ZNEOは、コンパクトながら高機能なゲーミングHUBで、8Kポーリングレート対応や独立給電といった実用的な要素に加え、ディスプレイやジェスチャー操作といった遊び心のある機能も搭載しています。価格も4,500円と手に取りやすく、ゲーミングデバイス環境を整えたいユーザーにおすすめできる製品です。

RGBケーブルも1,250〜1,500円と手頃な価格で入手でき、ZNEOとあわせて使うことでデスク周りを一層華やかに演出してくれます。アクセサリーとしての見た目の楽しさだけでなく、8K対応で接続の安定性向上という性能面でもしっかり活躍する実用的なアイテムだと感じます。

WebドライバーのUIや操作性など改善の余地があるものの、今後の改善に期待したいところです。「小型・高性能・遊び心」を兼ね備えたUSB HUBを探している方には、ぜひ注目してほしいアイテムです。

HM Lab ZNEOとRGBケーブルは現在、KIBU公式ストアにて販売中。価格はZNEOが4,500円、RGBケーブルは1.4mが1,500円、0.15mが1,250円となっています。

販売リンク(KIBU):

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