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ASUS ROG Falchion Ace HFX レビュー:タッチパネル搭載&打鍵感に優れた多機能ラピッドトリガーキーボード

本稿では、ASUSから発売されているゲーミングマウス「ROG Falchion Ace HFX」をレビューします。

サンプル貸出:ASUS JAPAN

目次

製品スペック

製品名ROG Falchion Ace HFX
カラーブラック
キーレイアウト65%レイアウト US配列
スイッチROG HFX Magnetic Switch
・Initial Force: 40gf
・Total Force: 55gf
・Actuation Point: 0.1-4.0mm
・Rapid Trigger: 0.1-2.5mm
キーキャップPBTダブルショット
構造5層構造ダンパー&シリコンガスケット
接続方式有線 USB
ポーリングレート最大8000Hz
サイズ315×115×35mm
重量643g

開封|同梱品

同梱品

  • キーボード本体
  • キーボードカバー
  • キーキャッププラー
  • USBケーブル
  • Ctrlキーキャップ×1
  • ROG ロゴステッカー
  • マニュアル類

製品概要 / デザイン

ROG Falchion Ace HFXは、ASUS ROGブランドとして初めてラピッドトリガー機能に対応したゲーミングキーボードで、国内では昨年11月に発売されました。65%レイアウトを採用しており、コンパクトなサイズ感ながら矢印キーやナビゲーションキーを備えているのが特徴です。

カラーバリエーションは現時点でブラックのみ。キーボード上部にはROG Falchionシリーズの象徴ともいえるライトバーが配置され、「Republic of Gamers」の文字がプリントされています。キーキャップはゲーミングデバイスらしいフォントを採用しているものの、全体は深みのあるブラックで統一。派手さを抑えた落ち着いたデザインで、ゲーミングらしさと高級感を両立している絶妙なデザインに仕上がっているように思います。

背面左側にはFalchionシリーズお馴染み、タッチパネルを搭載。音量調整やメディア操作、作動点の調整まで多機能に対応しており、ボタンでモードを切り替え、タッチパネルをなぞるだけでスムーズに調整が可能です。

さらに、右背面にはラピッドトリガー機能のオン/オフを切り替える専用スイッチを搭載し、シーンに応じた使い分けが簡単に行えるのも本製品の大きな特徴です。

また、背面の左右にはUSB-Cポートをそれぞれ搭載。最大2台のPCに同時接続でき、背面中央のボタンで瞬時に接続先を切り替えることが可能です。これにより、ゲームだけでなく日常使いでもユーザーにも使いやすい設計となっています。

底面はプラスチック製ながら、中央には「Republic of Gamers」の文字、右側にはROGロゴがさりげなく刻印されており、全体の高級感を損なわない上品なデザインとなっています。

チルトスタンドは2段階で調整可能。好みに応じて高さを調整することができます。

専用のキーボードカバーは、ほこりなどを防ぐカバーとしての機能に加え、キーボード本体に装着して高さ調整などの用途で使用することができます。

打鍵感 / キースイッチ・キーキャップ

ROG Falchion Ace HFXには、ルブ済みのROG HFX磁気式スイッチが採用されています。さらに、キーボード内部には5層の防振・消音フォームとガスケットマウントを搭載。打鍵感や静音性に徹底して配慮された構造となっています。

打鍵感は非常に良く、ストロークはやや重めながら非常に滑らかで、心地よい押し心地です。スタビライザーにはわずかに金属音があるものの、ルブ済みで実用上ほとんど気になりません。重量が643gと軽めの部類に入るキーボードですが、打鍵感はしっかりとしており安定感があります。

キーキャップはPBTダブルショット構造で耐久性が高く、印字が消える心配もありません。さらにスペースバー内部には吸音フォームが仕込まれており、細部にまで快適な打鍵感を追求する工夫が見られます。

大手メーカー製のラピッドトリガー対応キーボードとしては完成度が非常に高く、現状トップクラスの打鍵感といっても過言ではないでしょう。FalchionシリーズはこれまでもNXやRX Low Profileなど多彩なラインナップを展開してきましたが、本機も含めて総じて打鍵感の評価が高いラインナップです。個人的にはもっと注目され、評価されるべきシリーズだと感じます。

ROG Falchion Ace HFX|総評

ROG Falchion Ace HFXは、65%レイアウトというコンパクトさに加え、ROGブランド初のラピッドトリガー対応を実現したゲーミングキーボード。上部のLEDライトバーがゲーミングらしい華やかさを演出する一方で、全体はブラックで統一されており、シックで落ち着いた印象を与えてくれます。

背面パネルには多機能なタッチパネルとラピッドトリガーの切替スイッチを搭載し、USB-Cポートも2基備えるなど利便性も高い設計です。性能面ではアクチュエーションポイントを0.1–4.0mm、ラピッドトリガーを0.1–2.5mmの範囲で調整でき、最大8000Hzのポーリングレートに対応。さらに自動キャリブレーション機能により、メンテナンス不要で安定した使用が可能です。

キースイッチはROG独自のHFX磁気式スイッチを採用し、滑らかで快適な打鍵感を実現。内部構造の工夫も相まって、軽量ながらも非常に満足度の高い打鍵感を味わえます。

価格はAmazonで28,280円(本稿執筆時点)で販売されており、度々セールも行われています。多機能ながら打鍵感にも優れており、さらに日常使いまで考慮された非常に完成度の良い製品だと感じました。ゲーミング用途はもちろん、普段使いも快適にこなせるキーボードをお探しの方にぜひ試していただきたい製品です。

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