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Zaopin Z2 Mini レビュー:ハーフエルゴ形状で最大8000Hz対応の高性能ゲーミングマウス

本稿では、Zaopinのゲーミングマウス「Zaopin Z2 Mini」をレビューします。

製品提供:MechKeys

目次

製品スペック

製品名Zaopin Z2 Mini / Zaopin Z2 Mini MAX
形状左右非対称
メインボタンHUANO Green Transparent White Dot
ホイールエンコーダーF-Switch
接続方式USB Type-C / 2.4GHz / Bluetooth
センサーPixArt PAW3395 / PAW3950 (MAX)
ポーリングレート125-4000Hz / 125-8000Hz (MAX)
バッテリー500mAh
サイズ116.5×62×37.8mm
重量56g

販売ページ
・MechKeys:https://mechkeys.com/ja/products/zaopin-z2-mini?variant=46621169320159
・Aliexpress:https://ja.aliexpress.com/item/1005007747902556.html?gatewayAdapt=glo2jpn4itemAdapt

開封|同梱品

同梱品

  • マウス本体
  • USB Type A to Cケーブル
  • 4Kレシーバー
  • スイッチ交換用ドライバー
  • 予備マウスソール
  • グリップテープ
  • 専用ケース
  • マニュアル

概要|デザイン

Zaopin Z2 Miniは、Z2を小型化した最新モデルのハーフエルゴ形状マウス。一般的なエルゴマウスに比べると、トップシェルの傾斜がかなり緩やかになっており、左右非対称型ながらもハーフエルゴと言えるような癖の少ない形状が特徴のマウスとなっています。

最大4000Hzのポーリングレートに対応した「Z2 Mini」と最大8000Hzの「Z2 Mini MAX」の2モデルが用意されています。また、カラーも豊富で、 ブラックボトム / オレンジボトム / グレーボトムのホワイト3種、さらにブラックとパープル、ブルー、イエロー、レッド、オレンジの計9種類が展開されています。

本稿では、ホワイトのオレンジボトムモデルをレビューします。

Zaopin Z2 Miniは、一般的なエルゴシェイプマウスに比べると、トップシェルの傾斜がかなり緩やかになっているのが特徴です。高低差が少なく、サイド部分も直線的な形状になっているため、エルゴマウスの利点を享受しながらも、左右対称型に近い感覚で持つことができます。

側面は左右ともに直線的なフォルムになっており、窪みはわずかに設けられている程度。全体的な形状としてはZ2から大きな変更点はありません。エルゴマウスは右サイド後部に大きなふくらみが形成されているのが一般的ですが、本製品ではかなり控えめになっています。そのため、手のひらへの適度なフィット感がある一方で、圧迫感が少なく、どのような持ち方でも使いやすい印象を受けます。

右サイドの前方部分もスペースが広く取られており、かつ先端は丸みを帯びた形状になっているため、指のポジションが固定されず、指の配置の自由度が高い印象です。

ビルドクオリティに関してはかなり良好で、シェルの軋みやたわみなどは見られません。また、表面塗装はさらさらとしたマットな質感で、防滑性に関しては一般的といえます。

ボタン|スイッチ

メインボタンはセパレートタイプになっており、スイッチにはHUANO Green Transparent White Dotを搭載。柔らかめのクリック感ですが、適度な反発力があるため連打もしやすく、使用感は良好です。クリック感は均一で、よほど手前部分でない限りはクリック感に違和感は感じません。プリトラベルが短く、ポストトラベルは適度な長さに調整されています。

また、メインボタンは傾斜が少なく、わずかに傾きはあるもののフラットに近い形状です。指の傾きが少ないため、エルゴシェイプに慣れていない方でも違和感なく移行できると思います。

サイドボタンもメインボタン同様にかなり柔らかめのクリック感になっています。ボタンの下部に大きめにスペースが取られているため、誤って押してしまうということはなさそうです。ホイールは柔らかめの回し心地で、適度なノッチ感があります。ホイールクリックも適度な硬さで扱いやすい印象です。

センサー|底面

センサーは通常モデルがPixArt PAW3395、MAXモデルにはPAW3950が搭載されています。センサー位置は中央に配置されています。センサーの左右には接続方式の切替スイッチ、DPI変更ボタンが搭載されています。

マウスソールはPTFE100%素材の面ソールが上下3箇所に装備されています。程よい厚みがあり、角も丁寧に処理されています。

また、底面下部にはUSBレシーバーの収納ポケットが備わっています。

Zaopin Z2 Mini|総評

Zaopin Z2 Miniは、前モデルZ2を小型化した後継機種で、高ポーリングレートの4000HzとMAXモデルでは最大8000Hzに対応したハーフエルゴ形状のゲーミングマウス。2.4GHz/Bluetooth接続に対応し、メインボタンスイッチのホットスワップ対応と、個性の光る製品となっています。

左右非対称モデルですが、左右対称モデルに慣れている方も移行しやすい癖の少ない形状が特徴です。前モデルのZ2はやや大きい印象でしたが、Z2 Miniでは手の小さな方でも扱いやすいサイズ感となりました。

販売価格はZ2 Mini(1K、4Kドングル付属なし)が49.99ドル、Z2 Mini(4Kドングル付属)は59.99ドル、Z2 Mini MAX(8Kドングル付属)は69.99ドルと、最安約7,500円、MAXモデルでも10,500円程度とかなり良心的な価格設定になっています。カラーリングも豊富で個人的にはオレンジボトムのホワイトモデルが非常に気に入りました。デザインも可愛らしく、かつ性能も十分高性能にも関わらず、非常にコストパフォーマンスの高い製品です。

販売ページ(MechKeys):https://mechkeys.com/ja/products/zaopin-z2-mini?variant=46621169320159

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