本稿では、AIM1から発売されているマウスパッド「陽炎」をレビューします。
製品スペック
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製品名 | AIM1 陽炎 |
カラー | 黒 |
表面素材 | ポリエステル |
裏面素材 | ゴム |
サイズ | 500×500mm |
厚さ | 約3.5mm |
タイプ | コントロールバランスタイプ |
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製品ページ:AIM1 陽炎
パッケージ
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パッケージはロールパッケージで、開封直後には多少の巻き癖が見られました。ただ、ベース素材が柔らかいので巻き癖は1,2日放置することですぐに取れました。
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概要|デザイン
AIM1は、Apex Legendsのプロリーグ「ALGS」への協賛やプロゲーミングチーム「RIDDLE ORDER」へのスポンサーなども行っている日本発のゲーミングギアブランド。第一作目の「初風」はスピードタイプでしたが、第二作目となる「陽炎」では、滑りと止めのバランスが取れたコントロールタイプとして今年5月より販売が開始されています。
陽炎の表面は、ポリエステル素材で硬度はソフト。サイズは500×500mmのスクエア型で厚みは3.5mm。カラーは執筆時点では黒のみとなっています。
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デザインは非常にシンプルで、右下にAIM1のロゴ、左上には「陽炎 カゲロウ」と控えめにロゴが印字されています。主張が少ないながらも和を感じさせるデザインが好印象です。
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ほつれ防止のためのステッチ加工は丁寧に編み込まれています。肌触りも柔らかく、高さも滑走面と同程度なので操作中に違和感を感じることはありませんでした。
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裏面のベースはゴム素材で十分なグリップ力があります。マウスパッド自体もかなり大きいため、操作中に不意に動いてしまうことはありません。
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使用感
メーカー公式で「コントロールバランスタイプ」と分類されている陽炎ですが、確かに適度な滑りと止めを両立したバランス型で非常に扱いやすい印象を受けます。
表面はポリエステル素材が規則的に編み込まれており、縦横方向どちらでも均一な滑りです。滑り出しは面積の大きいソールだとやや重さを感じますが、小さいソールだと一転して軽快な滑り出しになります。
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肌触りはしっとりとした質感で適度なザラザラ感が感じられます。滑走面の質感はArtisanでいうと零に近く、零よりもわずかに滑らかな質感になっているように感じます。零よりも初速・滑りともにわずかに遅い印象です。止め性能に関してはかなり止めやすく、切り返しもしやすい印象です。
厚みは約3.5mmで硬さはソフトに分類されており、硬すぎず柔らかすぎない適度なバランスです。Artisan 零 SOFTよりは硬く、マウス操作中に力を入れてもあまり沈み込む感覚はありません。
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ただ、表面はややしっとりした質感で操作感が湿気に左右されやすそうな印象を受けます。実際に湿度の高い環境で使用した際には、やや滑りが鈍化したような感覚がありました。
AIM1 陽炎|総評
高価格化が進む近年のゲーミングマウスパッドですが、その中で国産メーカーから3,980円という破格の価格設定で発売された「AIM1 陽炎」。肝心の品質については、価格を考慮すると申し分ない品質の製品となっています。
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控えめながらも洗練された印象を受ける現代的なデザインに加え、Artisan 零をよりコントロール寄りにしたような操作感、耐久性に優れるステッチ加工とベース素材の高いグリップ力、そして500×500mmの大型スクエアサイズと最近のトレンドをしっかりと抑えた製品となっています。
誰にでも扱いやすいバランスの取れた滑り・止め性能に加え、ローセンシプレイヤーにも嬉しい大型スクエアサイズ、適度な厚み・沈み込みすぎない癖のないベースと、まさにコントロールの新しい基準となるマウスパッドと言えます。コントロールバランス型のため、精密な操作が求められるVALORANTのようなタクティカルシューターにもおすすめできます。
陽炎はAIM1公式ショップのほか、Amazonでも取り扱われており、入手性が高いのも嬉しいポイントです。安価でバランスの良い性能なので、本製品を基準に自分好みのマウスパッドを探していくというのも一つの方法かなと思います。
また、今夏にはAIM1から新作ゲーミングマウスの発売が予定されています。公開されたティザー画像では、左右対称形でマウス中央から後部にかけて大きく盛り上がったデザインが採用されており、こちらにも注目が集まっています。
以上、「AIM1 陽炎」のレビューでした。
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製品ページ:AIM1 陽炎
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