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X-raypad グリップテープ / マウスソール レビュー

本稿では、X-raypadから発売されているグリップテープ「Cicada Wings V2 / Geckos V2」、マウスソール「Obsidian Skates / Jade Speed Skates」をレビューします。

製品提供:X-raypad

目次

Cicada Wings V2 / Geckos V2

X-raypadから発売されている「Cicada Wings V2」は、厚さ0.22mmの極薄ポロンを採用したグリップテープ。およそA4用紙2枚分の厚さで、操作感に影響を与えにくいのが特徴です。一方の「Geckos V2」は、Cicada Wings V2よりもやや厚い0.33mmで、表面素材は同じポロン素材になっています。

「Cicada Wings V2 Slicks Universal Pre-cut Grip Tape」は34枚、「Geckos V2 Slicks Universal Pre-cut Grip Tape」は42枚のグリップテープが同梱されています。内容物はそれぞれテープシート、アルコールパッド、マニュアルとなっています。

この他にもGPRO XやDeathAdderなど専用設計のモデルもありますが、今回レビューするのは予めカットされたUniversal Pre-cut版。それぞれメインボタンや側面、キーボードのキートップに適したものなど、7種類の形状が用意されています。

左:Cicada Wings V2|右:Geckos V2
Geckos V2
Cicada Wings V2

グリップテープを使用することで、手が乾いている時・汗ばんでいる時にも安定したグリップ力を得ることができます。さらに、本製品では高いグリップ力を誇るポロン素材が使用されており、指にピタッと吸い付く感覚があります。

裏面は高い粘着性により、使用中に位置がずれることもありません。また、一度貼り付けた後に剥がして再使用することも可能です。

様々な形状のカットが用意されているため、どのようなマウスでも使用することが可能です。グリップ力も申し分なく、欠点の少ない製品であると感じます。

製品ページ
Cicada Wings V2
Geckos V2

Obsidian Skates / Jade Speed Skates

「Obsidian Skates」は、硬化PTFEを使用したドーナツ型ソール。対して「Jade Speed Skates」では、より柔らかいPTFE素材が使用されています。厚みはObsidianが0.8-0.9mm、Jadeが0.7-0.8mm、直径はどちらも9.5mmです。

内容物はそれぞれマウスソール32個、クリーニングシートとなっています。

左:Obsidian Skates|右:Jade Speed Skates

Jadeの方がスピード寄りになっており、よりスムーズな滑り感を得られます。一方のObsidianは滑りはJadeよりわずかに劣るものの、止め性能や耐久性に優れたものとなっています。

Obsidian Skates

X-raypadの公式説明によると、Obisidianは布製とガラス製に適しており、Jadeは布製とプラスチック製に適しているとのこと。確かにObsidianはJadeに比べると硬く、摩耗の激しいガラス製マウスパッドに適しているように思います。滑らせた感じでは推奨されているObsidianの方が滑りと止め性能のバランスが良く、Jadeはやや滑りすぎる印象を受けます。

筆者は今回点ソールを初めて使いましたが、面タイプのソールと比べて、マウスパッドとの接地面が少ない分、微妙なAIMがしやすくなったように思います。また、ソールの価格が安いことや張替えがしやすい点もメリットであると感じました。

Jade Speed Skates

製品ページ
Obsidian Skates
Jade Speed Skates

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